頭が良くなるペーパークラフト
こんにちは!
昨日の朝、ついに6ヶ月いたシェムリアップを出発しました。
久しぶりにバックパック持つと重い!(笑)
でもいろんな人からのお土産が増えて幸せな重み😊
先週の土曜日に日本人の中田さん、カンボジア人のネンちゃんがやっている「頭が良くなるペーパークラフト教室」のアシスタントをしてきました!
「頭が良くなる」ってどういうこと?
って思いますよね、私も思っていました。
中田さんによると、この教室のゴールは作品を作ることでは無くどうやって作るかどうしたらもっとうまくできるかを自分で考えることだそうです。
だから中田さんもネンちゃんも手取り足取りやり方を教えません。
紙、はさみ、ボンドを渡して「さあ、やってみよう!」って感じです。
またそれぞれの作品には中田さんからの5つのメッセージが書かれており、ペーパークラフトを通じてそれを伝えるのがねらいです。
以下中田さんからの言葉を引用します。
あなたが 勉強やスポーツで 困難にぶつかったとき
それを乗り越えて 幸せになるための 5つのキーワード を紹介します
1 Why
まず どうしてダメ(できない)なのか 原因を考えましょう
表面的ではなく 本当に大切なものが何かを 考えて
2 With
原因がわかったら 自分の知っていることや調べたこと 経験と結び付けて考えよう
友だちと助け合ったり 新しい友だちを作りましょう
3 More
考えて やってみて 「これでいいのかな?」「もっとよくしよう」と工夫しよう
色々な角度から見てみよう(相手の立場・マクロの目・ズームアップ)
4 Challenge
考えたら 実際にやってみよう!
失敗なんて 怖くない!!
難しい方が 楽しい!!!
5 Never give up
絶対にあきらめない!!!!!
うまくいかないときには その原因を考えて(Why?→初めのWhy?より具体的)
もう一度Challenge!
どうしてもうまくいかないときには 一休みしてリセット 元気になったら
またChallenge!!!
「諦めなければ できるかもしれない!」と希望をもってChallengeし続ける人は
絶望しない→不幸じゃない→幸せになるこの5つのキーワードを忘れないで
「いつでも・どこでも・なにからでも 学べる人」になってください
午前中に行ったセンターでとりあえずどんな様子か見学。
中田さんから「あゆみさんも一緒にやってみなよ」って言われたのでやってみると、
楽しい‼
写真見ると子どもより真剣な顔してました(笑)
終わったあとは女の子たちがきれいに並べてくれて写真撮影。
この歳からインスタ映えが気になるんですね~(笑)
センターで一緒に昼食を取らせてもらった後公立の小学校へ。
5年と6年の2クラスに行きました。
ここで見えた先生たちの対応の違いが私には印象に残りました。
最初のクラスの先生は子どもたちがやっているところをずっと見て、ニコニコしながら一緒に楽しんでくれていました。
最後に感想を聞くとペーパークラフトのことだけでなく5つのメッセージについても言及してくれて、子どもたちに何回も何回も繰り返して復習するって言ってくれたのが嬉しかったです。
でももう1つのクラスは、教室に先生がいない!
ついさっき聞いたときは行くって言っていたのに。
ネンちゃんによると、これはよくあることらしいです。
中田さんとネンちゃんが来て、授業しなくていい時間が一時間増えるとそれを自分の休憩時間としてクラスに来ないそうです。
日本だったら知らない人が自分のクラスに来ていつもと違う授業するってなったら好奇心と少しの警戒心で担任がその様子を見るのが普通ですよね?
カンボジア人であるネンちゃんも、カンボジアの先生には無責任な人が多くて生徒よりも自分が大事と言っていました。
もちろん全員では無いです。
でも先生はどうであれ、子どもたちが楽しんでくれたのがとても嬉しかったです。
初めて会う私にも人懐っこくどんどん話しかけてくれて、できたよー!って作品を見せに来てくれるのが
とってもかわいい💕💕
この活動が子供たちのためになっているか、メッセージがちゃんと届いているかなんて正直分かりません。
この5つのメッセージは私は日本人っぽい発想だと思います。まだあまり他の国の文化を知らない子どもたちにとって、この意味を完ぺきに理解しろっていう方が難しいです。
しかし私たちが楽しんで授業する、それを見て子どもたちも楽しむ、笑顔が増える、
っていうハッピーの連鎖が生まれるのが今の私にとっての幸福です😊
とてもいい経験をさせてくれた、中田さん、ネンちゃん、こどもたち、ニャム先生、センターのお母さん、ありがとうございました。